こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
受験生1年目の時は財務が苦手でした。
財務の事例に取り組むときは、腰が引けていました
おっかなびっくり、問題用紙を開いていました
与件文や設問文がながかったりすると、「こりゃだめだ」と、早々にあきらめていたものでした
2年目の3月に受けたMMC模試では、最後の設問はまったく手がつかず、空欄を作ってしまいました
なにが書いてあるのかさっぱり分からなかったからです
その後、TBCで財務事例の解き方の基本を教えていただき、
財務事例に対しての基礎体力がつきました。
6月の終わりからMMCにも通いだしました。
MMCでは、1日2事例の財務事例ガチンコ勝負がありました。
ガチンコ勝負では、不思議にそこそこ点が取れました。
MMCに通いだす同じ時期に、イケカコノートをやりはじめていたのが良かったようです。
というのも、MMCの財務事例はイケカコノートの論点から出題される傾向にあったからです
いつのまにか、家でイケカコノートで練習・訓練し、
その成果をMMCで確認する、というスタイルになっていました。
「財務はやればやるだけ伸びる」
という自信もこのようなことがあったからです。
結局、イケカコノートは最後の最後までクルクルと回転させていました。
いつのまにか、設問文が長いアレルギーは払拭されていました
本試験でイケカコノートの論点に沿った問題が出るとは限りませんでしたが、
財務事例に対して、腰をひかなくなっていました。
なぜか変な自信をもっちゃったんですね。
本試験の第4問は設問文が1ページ弱ありました。
普段ならたいした文量ではないのでしょうが、1日4事例の最後の設問というシチュエーションだと、しんどい人もいたかもしれません
第4問(配点25 点)
専門家から得た新たな情報によれば、原材料である使用済み飲料缶の購入価格および購入量が、1年後には以下のように予測される。
すなわち、現在4億円の材料費が1年後には50%値上がりする確率が70%、逆に10%値下がりする確率が30%と予測され、値上がりした際にはD社の財務体質上から資金手当てが困難となり、現在の購入量の80%しか購入できないと予想されている。一方、現時点で購入した場合には、今後1年間に倉庫費が購入金額の20%、支払利子が購入金額の5%発生すると考えられる。また、売上高は現在と同じ額が確保できると予想されている。
そこで、現在の設備状況のもとで、この情報に基づいて原材料の購入方法を検討することとした。現時点で必要な原材料をすべて購入してしまうべきか、それとも1年後に購入すべきかを判断するために、以下の設問に答えよ。
(設問1)
1年後に原材料を購入する場合の、売上高から材料費を差し引いた金額の期待値はいくらか算出せよ(単位:億円)。
(設問2)
現時点で原材料を購入する場合の、売上高から材料費および上記の在庫維持費(倉庫費および支払利子)を差し引いた金額はいくらになるかを(a)欄に算出し(単位:億円)、1年後に購入するのと期待値においてどちらが有利か(b)欄に答えよ。
この時わたしは、時間に余裕があったのと、長い設問文になれていたので、この設問にじっくりと対峙できました。
この状況を作り出せたことがこの設問に対しての勝因だったのでしょう。
設問1と設問2ともに、1つ1つ、紙に書きながら、数値を算出していきました。
計算自体は難しいものでもなくて、あっさりと答えがでました
「こんなに簡単に答えが出てしまってよいものだろうか?」
と心配になるほどでした。
8月に受けたTBC模試やMMC模試でも財務事例は、
割とすばやく解き終えてしまい、時間が余る傾向にありましたから、
出てきた答えでよし、としました。
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第4問:<オレユニ再現答案>
(設問1)
4.16億円
(設問2)
(a)5億円
(b)現時点で購入したほうが期待値が高く有利である。
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答案用紙に答えをサラサラっと書いて、財務事例の答案用紙をすべて埋めました
試験開始からまだ50分程度しか経っていませんでした
残りの時間でたっぷりと見直しを行うことにしました
つづく