こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」光文社新書 城繁幸(著) を読みました
そうそう
なるほど
するどい
という感じで、一気に読み進められました
私的にまとめてみました
「
年金保険料の引き上げ
派遣社員の拡大
新卒雇用の削減
少子化
フリータ・ニート
メンタルヘルス
など
現代が抱える多くの問題は、年功序列制度が起因していることが多い
さらに、就職氷河期の時代の厳しい選考が学生を進化させ、
理想と(年功序列制度の)現実のギャップを生じさせてしまう。
このギャップを感じた若者は、年功序列制度の列車を降りてしまう(会社を辞めてしまう)
じゃどうするのか、それは、
「キャリアの複線化」にある
「キャリアの複線化」を中心とした成果主義の第三ステージは、
早晩日本中の企業が取り組むことになる
なぜなら、企業の明るい未来は従業員個人の明るい未来の累積、だからだ。
」
なんとも面白い内容です
一気に読めた最大の理由は、内容の面白さです。
その他の要因として、「読みやすい文書であること」を挙げたいと思います
短文で、結論先出し、論理的で、平易な表現を使っています
まさに、読んでいく端から頭に入る文書でした
これと対照的なのが「組織論」ですね。
読み始めたとたんに、前になかなか進みません
読んでも読んでも前に進めない文書です。
読みにくさを作り出しているのいは、
長文傾向、結論が不明瞭、主語が不明確、難解な用語の使用、だと感じます。
「組織論」の口語版を出すと売れるかもしれませんね