こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
昨日の夜、NHKで、「吉田拓郎&かぐや姫」のつま恋コンサートを観ました。
60歳になった拓郎は、とても元気で、観ているだけで、自分も元気になりました。
観客の方は、お年を召した方が多かったのですが、
されど、皆、元気で、明るく、エネルギッシュで、コンサートを思い切り、愉しんでいるようでした。
拓郎との出会いは、高校卒業した年でした。
同世代の仲間のものからすると、ちょっと遅めです。
当時の私は、大学受験に失敗して、浪人生活をしているときでした。
仲間の多くは、新しい世界に飛び出していってしまい、1人取り残された感がありました。
春から予備校に通って、勉強に専念することができる裕福な家庭環境ではなく、
秋から予備校に入るためのお金を稼ぐために、春からアルバイトをやり始めました。
たまに会う仲間から聞く話は、刺激的で、そのたびに自分の境遇を呪いました。
そんなとき、吉田拓郎に出会ったのです。
スーパーに買い物に行ったとき、BGMで「今日までそして明日から」が流れていました
「私は今日まで生きてきました
時にはだれかをあざわらって
時にはだれかにしがみついて
・
・
・
そして今私は思っています
明日からもこうして生きていくだろうと」
心にしみるものがありました
当時最新盤だった「アジアの片隅で」のアルバムから、
時代を遡ってレコードを購入していきました。
凹んでいた私を拓郎は勇気付けてくれました
それから、26年経ちました
あれから私は、なんとか大学に入り、
(3流ですが)
胸が焦がれるほどの恋をしたり、
ケンカしたり
喜んだり
酒のんだり
泣いたりしました。
そんなとき、いつも拓郎はそばにいました。
その後、
卒業して
会社に入り
会社を替わり
結婚して
子供が生まれ
猛烈に仕事に熱中して
サッカーをやって
だんだんと、拓郎から縁遠くなっていきました
そして、
ふとしたきっかけで
診断士の勉強を開始し、
502に出会い
仲間に出会い
良い先生にも出会い
「これからどうするのかな」
と考えているときに、昨日、拓郎と出会えました
体の中に新しい何かが作られたことは確かのようです
あせらず
じっくりと考えて見ようと思います