こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
会社で、私は、多くの人と関わって仕事をしている。
上司、同僚、部下、お客様、ビジネスパートナー、、、
(多くの方が同じような関係なのではないかと思う)
会社の中で私は役割を持っていて、その役割を果たす責務がある。
私とかかわりのある方は、私に対して、いや、私の役割に対して、
ある種の要求・期待をしている。
上司は上司なりの要求・期待を
部下は部下なりの要求・期待を
お客様はお客様なりの要求・期待を
ビジネスパートナーはビジネスパートナーなりの要求・期待を
してくる。
要求・期待には、いくつか特徴がある。
1つめの特徴は、
下位者からの要求・期待は、低く、簡単なものが多い。
上位者からの要求・期待は、高度で、難易度が高いものが多い。
2つ目の特徴は、
要求・期待には目に見えるものもあれば、
目に見えないものもある。
「いつまでに、なにを」という類のものは目に見える要求だ。
一方、目の見えない要求とは、「そんなこと言われなくてもやっとけよ」という類のものだ。
「朝早く来る」「髭を剃る」「服装をビシッとする」「挨拶をキチンとする」
「提出物の締め切りを守る」「日誌を時間通り書く」「メールの返信をすばやく返す」
「メールだけで仕事をするな」「事前にネゴッとけよ」「議事録を当日中に作れよ」
「あの資料は作ってあるよな」「会計部署にヒアリングしたよな」
など、ビジネスマナーから仕事の進め方までいろいろとある。
年次によって高度なものに徐々にシフトしてくるようだ。
目に見える要求は、Whatが明確であり、QCDもはっきりとしていることが多い。
目に見えるだけに、双方がはっきりと認識できているので、確実に要求・期待に応える必要がある。
目に見えない要求は、Whatが不明瞭であり、QCDもはっきりとしていない。
目に見えないだけに、双方の思いが一致しないこともある。「相手は何を期待しているのか」から捉える必要がある。
要求・期待に応えると、その人ととの間に「信頼」関係が芽生える。
そして、要求・期待に応えるたびにと、その人ととの間の「信頼」関係は大きくなっていく。
要求・期待に応え続けていくと、その人ととの間の「信頼」関係はゆるぎないものになる。
ただし、
「信頼」関係は、非常に壊れやすく、一瞬で崩壊することがある。
自分の周りにどのような人がいて
どのような期待をしているのかを確認し
その期待に確実に応えていくようにしていく必要がある
社会人の基本的な行動は、「信頼」関係を築くことに他ならないと考える。
これをおろそかにしている人には、口すっぱく言い続けないといけない。