こんにちは。オレンジ色のユニフォームです。
多くの日本人は、中国という国をを、上から目線でみているように思います。
しかし、そのようなことができるのは、あと10年くらいかもしれません。
いつのまにか、中国に追い抜かれ、気づいた時には、
中国から、いや、世界から、上から目線でみられてしまっているんじゃないかと危惧するのです。
現在は、
・中国の方が日本の企業に入り込もうと日本語を勉強している
・日本企業がコスト抑制のために、人件費の安い中国企業にシステム開発業務を発注している
・中国製品は品質が悪い。チャイナフリーが安全だと言われている
世間一般的に、日本のほうが優位性があるように感じられています。
しかし、2016年(あと8年先のこと)には、GDP(国内総生産)で日本は中国に追い抜かれると予測しているレポートもあります。
ソースはここ →
「BRICsレポート」徹底ガイド1
2008年1月12日本日の日経新聞の「YEN漂流 私はこう見る」の記事の中で、たちばな・ふくしま・さきえ氏は、
「日本企業は取引先との安定的なお付き合いを好む傾向がなお強い。外資系企業が来てもすでに取引先があるからと断る例も多い。残念ながら投資してもリターンがとれない国と認識が広がっている。中国やインドはリスクはあるが、一、二年で投資を回収できる印象がある。資金がどちらに向かうかは明らかだ」
と述べています。
中国が国力を伸ばして行くにしたがい、アジアにおける日本の相対的な位置は低下するのでしょう。
今年は中国で、北京オリンピックが開催されます。
中国にとって、北京オリンピックは国威発揚の場になることでしょう。
日本にとっての東京オリンピック、韓国にとってのソウルオリンピックがそうだったように。
東京オリンピックが開催されたのは、1964年です。
今から44年前のことなのですね。
その間、日本はものすごい勢いで成長してきました。
さて、中国の成長のスピードはどのくらいなのでしょうか?
時代とともに成長のスピードもスピードアップしていることと、
国土の広さ、資源の豊富さ、人口の多さ、勢いを加味すると
日本の半分のそのまた半分くらいかもしれませんね。
もっと早いかもしれません。
日本ばかり見ていると、世界の動きが見られず、
気づいた時には手遅れだった、ということにならないようにしなければなりませんね。
自分でも、
近視眼的にならず、常に大局を見ながら、次の1手を、そのまた次の1手を考えていきたいと思います。
今は、中国やインド、そして世界の情勢を見逃さないようにしておくことが大事なのかもしれません。
日本もガンバロー